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Writer's pictureLeo Nagasaki

4: 質の高い教育をみんなに

Updated: Jun 12

“だれもが公平に、良い教育を受けられるように、

また一生に渡って学習できる機会を広めよう”


サハラ以南のアフリカ地域では、


5人に1人が小学校に通えません。


こんにちは、皆さん!今日はSDGs(持続可能な開発目標)の中でも特に重要な「質の高い教育をみんなに」についてお話ししたいと思います。


教育って、本当に大事ですよね。未来を担う子どもたちの成長に直結しているし、社会全体の発展にも不可欠なんですよ。

「質の高い教育をみんなに」とは

質の高い教育をみんなに」という目標には、以下の10の具体的な達成目標が設けられています




現状はどうなの?

まず、現状を見てみましょう。世界中で多くの子どもたちが質の高い教育を受けられない状況にあります。


例えば、ユネスコのデータによると、約2億5800万人の子どもや若者が学校に通っていないんです。これって信じられないほど多い数ですよね!さらに、通っている学校でも、十分な教材や適切な環境が整っていないことが多いんです​ (SDGs UN)​。


そして小学校に通えない子どもは約6700万人。


地域で比較すると、すべての年代でサハラ以南のアフリカ地域の子どもたちが、もっとも学校に通うチャンスが少なくなっています。

また、中学校や高等学校に進学できるチャンスも限られています。世界全体でみると、14%(7人に1人)が中学校に通えず、30%(3人に1人)は高校に通えません。


特に、女子教育の状況は深刻です。多くの地域で、女の子は学校に通う機会を制限されています。例えば、サハラ以南のアフリカでは、結婚や家事の手伝いのために学校を中退する女の子がたくさんいるんですよ​ (UNICEF Data)​。これって本当に心が痛む現実です。


何が行われているの?

では、どんな取り組みが行われているのか見てみましょう。実は、国際的な機関や非政府組織(NGO)がさまざまな支援を行っているんですよ!例えば、ユネスコやユニセフなどの機関が教育機会を拡大するためのプログラムを実施しているんです。ユニセフは特に危機的な状況にある子どもたちに焦点を当てた支援を行っいるんです。


また、最近ではテクノロジーを活用した遠隔教育プログラムも増えてきています。これにより、地理的な障壁を超えて教育を提供することができるようになっているんです。インターネットを使ってどこにいても学べるって、本当に素晴らしいですよね!​

 (UNICEF Data)​​ (Chatham House)​参照

どうやって解決するの?

さて、解決策について見ていきましょう。これにはいくつかの重要なステップがあります。


教育へのアクセスを広げる

教育の機会をすべての子どもたちに提供することが大切です。学校の建設やインフラの整備、教材の提供が含まれます。また、移動教室や遠隔教育の導入も非常に有効なんですよ​​。


質の高い教師の育成

教師の質を向上させるためのトレーニングやサポートも必要です。質の高い教育を提供するためには、教師自身が十分な知識とスキルを持っていることが不可欠です。これにより、子どもたちにとってより良い学習環境が整うんです。


ジェンダー平等の推進

女の子たちが学校に通えるようにするための取り組みも重要です。例えば、学校での性教育や、家庭や地域社会での意識改革が必要です。女子教育が進むことで、社会全体の発展にも大きく寄与するんですよ​​。

具体的な取り組みと事例

サハラ以南のアフリカでの取り組み

アフリカは質の高い教育を提供するのが最も困難な地域の一つです。しかし、そこには希望の光もあります。例えば、ケニア🇰🇪では「Bridge International Academies」というプロジェクトが進められています。これは低コストで高品質の教育を提供することを目的としており、携帯電話を使った教師のトレーニングやカリキュラムの提供が行われています。素晴らしい取り組みですよね​!


アジアでのテクノロジーを活用した教育

アジアでも多くの国が質の高い教育を提供するための革新的な取り組みを行っています。例えば、インド🇮🇳では「Byju's」という教育アプリが急成長しており、多くの子どもたちにアクセス可能な形で質の高い教育を提供しています。このアプリはインタラクティブなビデオレッスンやクイズを通じて、楽しく学べるよう工夫されています。こうした技術の進歩、本当に素晴らしいですね​。

ラテンアメリカのコミュニティ主導のプロジェクト

ラテンアメリカでは、コミュニティが自ら教育を改善するプロジェクトを立ち上げています。例えば、ブラジル🇧🇷の「Educando」という非営利団体は、教師のトレーニングや学校のインフラ改善を支援しており、これにより地域全体の教育の質が向上しています。現地のコミュニティが主体となって取り組むことで、持続可能な教育環境を作り出しています。こういう草の根の取り組み、本当に感動しますね。

オンライン教育と遠隔学習

新型コロナウイルスのパンデミックは、オンライン教育と遠隔学習の重要性を改めて浮き彫りにしました。例えば、エチオピアでは「MOOC」(大規模公開オンラインコース)を通じて、多くの学生が無料で質の高い教育を受けることができるようになりました。これにより、地理的な制約を超えて教育の機会が広がっています。インターネットの力って本当にすごいですよね​。

私たちにできること

最後に、私たち一人ひとりができることについて考えてみましょう。質の高い教育をみんなに提供するためには、国際的な取り組みだけでなく、私たちの日常生活での小さな行動も大切です。


  1. 教育支援団体への寄付やボランティア: 教育支援団体に寄付をすることで、教育機会を提供する手助けができます。また、ボランティア活動に参加して、直接的に支援することもできます。

  2. 教育の重要性について広める: 教育の重要性について、家族や友人、SNSで広めていくことが大切です。多くの人が教育の重要性を認識し、行動を起こすことで、社会全体が変わっていくはずです。

  3. 身近な教育環境の改善: 自分の子どもたちや地域の学校で、より良い教育環境を作るためにできることを考えてみましょう。例えば、学校のボランティア活動に参加したり、教科書を寄付したりすることができます。


質の高い教育をみんなに提供することは、未来を築くためのカギです。一人ひとりの行動が集まれば、大きな変化を生み出すことができます。皆さんで力を合わせて、この大きなチャレンジに取り組んでいきましょう!

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